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先輩社員インタビュー

異常時に備え、
未来を見据える設計思想で
大規模なシステムを開発する

技術職
システムエンジニア

J.K

2008年入社

会社と一緒に自分も成長できる

前職では事務所で使うPC向けのシステム開発を行っていましたが、自分のできる分野を広げたくて転職を考えている時に大豊産業のことを知りました。大豊産業でメインとなるのは工場の生産ラインを動かす「制御システム」。人の安全に直結する怖さはありましたが、暮らしに直接関わる分野なのでやりがいも大きいと感じました。また、ちょうど公共インフラへ事業を拡大しようとしているタイミングだったので、「この会社と一緒に自分も成長できる」という期待感が決め手になりました。

設計思想を大切にしたシステム開発

私は大手メーカーの生産ラインを24時間監視・制御するシステムの開発・導入・保守や、上下水道や高速道路のサービスエリア、トンネルの監視カメラの制御など、社会を支える大規模なシステムに関わっています。規模が大きくなるほど、システムの「設計思想」が何よりも重要になります。お客様の要望を深く掘り下げることはもちろん、正常時だけでなく異常時の対策を考えておくことや、今後の改善まで見据えておくことが肝心です。設計思想を間違えると取り返しが付かないので、最も神経を使いますね。

地域の暮らしに役立っていることを実感

規模が大きくなると、システムだけを開発することは少ないです。営業と一緒にお客様の要望や課題をお聞きして、最適な機器を見つけることからスタートします。つまり、機器とシステムがセットになった提案です。なので「いい機器を見つけてくれた」と感謝された時がうれしいですね。また、上下水道や高速道路、鉄道のほか、身近な衣料品や液晶フィルムなど、暮らしに直結したものに関わっているので、地域の暮らしに役立っていることを実感するたびに、単なる仕事以上のやりがいを覚えます。

新しい技術やハイテクなガジェットが好き

3Dプリンターで部品を作って、ロボットのプラモデルを動かせるように改造したり、AIスピーカーを自作して、スマホから家の家電を操作できるようにしたり。「仕事の技術をプライベートでも生かしています」と言いたいところですが、本音は世の中の新しい技術やハイテクなガジェットを自分で使ってみるのが好きなんです。その一方で、一人旅も同じくらい好きで、ソロキャンプに行ったり、伊勢や厳島など歴史を感じられる場所に出かけたりしています。

これからのSEに不可欠なのは
「伝える力」

技術の最前線を走り続けたい思いと、後輩を指導して会社全体の技術力を底上げしたい思い、両方があります。これから先を考えると、お客様にDXやスマートファクトリー化といった新たな付加価値を提案することが技術者としての大きな目標です。また、これまで自分が培ってきた知識、特にプロジェクトの根幹となる「設計思想」の考え方や、お客様との対話を通じてニーズを引き出すノウハウを後輩や若手社員に伝えていきたいと思っています。技術だけでなく、対話力や提案力といった「伝える力」も、これからのSEに不可欠だと感じています。